タワーマンションとは

タワーマンションという言葉に法的な定義はありません。そのため、どのような高さのマンションでもタワーマンションを名乗ることは可能です。例えば、12階建て、高さ50m程度だったとしても建物名にタワーとついているマンションは存在しています。

しかし、類似した言葉の超高層マンションには法的な定義があります。高さ60m以上のおおよそ20階建て以上の建物になると、超高層マンションに分類され、要求される構造耐力の基準が厳格となります。また、国土交通大臣の認定を受けた工法でなければ建築が認められません。 上記から、どのような高さのマンションでもタワーマンションを名乗ることは可能ですが、あまりにも超高層のマンションでは建築の基準が厳しくなります。

タワーマンションの特徴とは

タワーマンションは一軒家と異なり、建物の高さがあるのがタワーマンションの特徴であり、その分少ない建坪に多くの人が住むことができます。

つまり、東京都のような土地が限られている場所において、タワーマンションというのは非常に利便性が高いのです。駅の近くに住むことを想定した場合、一軒家を構えることは難しいものですが、タワーマンションであれば駅から徒歩圏内に建てられているものも多く、希望に見合った条件の物件を見つけやすいのではないでしょうか。非常に利便性が高いので人気もあり、それだけ価値も高くなります。利便性の高いエリアに建築されたタワーマンションは、値崩れがしづらいため資産運用にも活用されています。

超高層マンションについて

超高層タワーマンションは20階以上ととても高く、大地震が起きたときの耐震性が気になりますが、
結論からいうとタワーマンションの耐震性は非常に高く設定されています。

超高層タワーマンションは一般的な建築物とは異なり、
国土交通大省の認定が義務付けられますので、耐震基準も厳しめに設定されています。
さらに2017年4月以降は震源から離れた地域に大きな揺れを引き起こす
「長周期地震動」への対応も強化されました。

厳しい耐震基準を満たすため、
タワーマンションでは一般のマンションにはない高度な技術を用いた耐震構造を採用しています。
震度6~7程度の地震では崩壊はおろか、倒壊もしない耐震性を備えているので安心です。

また高層階の人が1階へ避難するにはかなりの時間がかかりますので、
タワーマンションの上には、ヘリコプターでの救助ができるように避難スペースが設けられています。

タワーマンション のメリット・デメリット

  • 好立地を中心に今も人気が高い

    不動産バブルのように価格が他と比べても高すぎる状態はやや落ち着きつつあります。注目は快速が停まるなどの基幹駅に近いタワーマンションです。特に駅から徒歩5分以内の物件は非常に人気があります。多少割高になる傾向がありますが、好立地のタワーマンションは、その眺望と共に多くの人々の憧れです。

  • 周辺施設が充実している

    近隣の駅をはじめ、大規模な再開発を複数行っている場所が多く、周辺施設の充実もタワーマンションの人気を支えている大きな要因です。タワーマンションに住んでしまうと遠出をしなくなる方も多くいるほど、近くに出かけるだけで買い物の施設が近隣にあることが魅力の一つです。人口が集まる事で、サービス面も充実していきます。今後いろいろな面でより周辺施設が発展し、生活がより良くなる可能性を秘めているのでおすすめです。

  • 公共施設が充実している

    公共の施設の充実もタワーマンションの売りです。ゲストルーム、ジム、プールなど、住んでいる人の快適さをサポートする設備が多く併設されています。また最近では保育園を併設しているなど子育て世代向けのサービスを行っているタワーマンションもあり、公共施設の充実と住みやすさを実現しています。

  • 魅力的な眺望

    やはりタワーマンションはリビングやベランダからの眺望がメリットといえます。周辺を遮るものが無いので、遠くの山が見えたり都市の夜景が一望できたりと、その眺望は他のマンションとは大きく違います。タワーマンションの間取りは極力眺望の良さを活かすように作られており、昼間は空と一体になっているような眺望で夜景の眺望と共に過ごす空間は他の住居では得られないポイントです。

  • 高層階では虫が出現しにくい

    上層階に上がるにつれ害虫がいない環境になり、その対策をしなくても夏は窓を開けて過ごす事ができるなどのメリットがあります。 タワーマンションでも低層階にはこのような恩恵はないですが、高くなればなるほど眺望とともに、害虫も出ない点は非常に大きなメリットで、開放的な生活を味わう事ができます。

  • セキュリティ面が万全

    エントランスや、エレベーターも専用のキーを使用し、防犯カメラも完備されている事など、かなり厳重にガードされているのがタワーマンションの魅力の一つです。普通のマンションのように屋上からの空き巣の被害も少ない事から、セキュリティ面では大きなメリットがあります。 入り口も一か所に絞っており、区画にはそこを通らないと入れないなど工夫を凝らして、セキュリティ面を強化しているタワーマンションが多いので、安心を求める方に最適です。

  • ハイクオリティなコンシェルジュサービス

    一部のタワーマンションではコンシェルジュが常駐しており、宅配便の受け取りや衣服のクリーニングなどの代行や、細かい居住者のニーズに応えるようなサービスを心掛けています。 コンシェルジュは警備の担当も担っているため、防犯面でもメリットが大きいです。ホテルライクなコンシェルジュは生活の重要なパートナーとしてタワーマンションを支えています。

  • いつでも24時間ゴミ出しができる

    タワーマンションの大抵は、施設内の一階や地下の部分に分別するゴミ箱がついており、いつでもゴミ出しする事ができます。忙しい社会人や共働き世代を中心にこのサービスは大きな人気があります。時間を気にせずに24時間ゴミ出しができる事から、朝の忙しい時間にゴミ出しの心配をする必要がなく、非常にメリットが大きいです。

  • タワーマンションに住まうステータス

    グレードの高いタワーマンションに住んでいる事は1つの大きなステータスです。自宅からの眺望、開けた窓に日当たりの良い開放感のある部屋、遮るものの無い景色は他の住居とは違うステータスを生みます。心情面でこのようなリッチな生活を一度体感してしまうと、なかなか他の住宅には戻れません。

  • 時間帯によりエレベーターが混雑する

    タワーマンションの特性上、特に朝はエレベーターが混雑します。理由は簡単で、そこに住む多くの方々は同じような通勤手段を用いているケースが多いからです。駅が近くのタワーマンションでは、乗る電車の時間帯付近に利用が集中します。朝の集中する時間を回避する事で、ストレスが解消されます。

  • 地震などの災害時に不安がある

    タワーマンションは長周期地震動に弱いとされています。免震装置や制振装置などが完備されていても、大きな波の揺れは高層階を中心に、ふり幅の広い揺れとして現れます。またタワーマンションそのものは杭がしっかりしており、地盤改良工事を行っていて、地盤は比較的安心ですが、周囲の液状化現象などは防ぎようがありませんので要注意です。
    東日本大震災の際にも、実際にマンションそのものは特に損壊を受けていませんが、周辺の上下水道がストップし、大きな生活の不便を受けた浦安市のような例を見てみると、埋め立ての湾岸地区に多くのタワーマンションが乱立している事に危惧を感じる人も多い事でしょう。

  • 洗濯物をベランダに干せない

    タワーマンションは風が強い事と、外観を維持するために洗濯物が外に干せないと言うデメリットがあります。服などの洗濯物は洗剤の工夫や浴室乾燥でどうにか対処できますが、カーペットやマットレスなど大きなものの洗濯となると、それを外部に運び出すのも一苦労です。そのため、こうした大型の洗濯物の干し方は、事前に考えてみる方が良いかもしれません。

  • ベランダが無い物件もある

    風はタワーマンションの高層階に行けばそれだけ強くなり、ベランダなど屋外に物を置く事には危険が伴います。そのためベランダを設置していないタワーマンションも存在します。ベランダでの家庭菜園など外での楽しみを行う事が出来ないデメリットがあります。

  • 管理費が高い

    サービス面が充実しているほど自ずと管理費は高くなります。管理面でしっかりと行っていて、全棟で負担する原則から、管理費はタワーマンションでは高くなると事前に把握しておきましょう。特にコンシェルズサービスが充実しているなどの面があると管理費も自動的に高くなります。

タワーマンションを所有する場合のメリット・デメリット

タワーマンションを所有する
場合のメリット・デメリット

タワーマンションを所有する最も大きなメリットは、資産価値にあります。
利便性の高い場所に建設されているタワーマンションは、資産価値が下がりにくい傾向にあります。
そのため、売却した際に利益を得やすいといえます。

また、価格の安さもメリットの1つです。
タワーマンションは高いと感じる方もおられるかもしれませんが、それはあくまでも土地の高さに起因したものです。
利便性の高い土地は非常に価値が高いものです。
それに伴いタワーマンションの価格も高くなるのですが、居住者が多いため地価を大人数で分担することができ、相対的に価格は安いと考えられるでしょう。

タワーマンションを所有するデメリットは、その修繕費にあります。
タワーマンションの魅力の1つである共有設備は、時間経過とともに徐々に劣化していきます。
タワーマンションにふさわしいプールやジムを維持するためには、相当な額を修繕費として支払わなくてはいけませんので、そのコストは非常に膨大です。
日々メンテナンスをしていたとしても、いずれは大掛かりな改修を行わなくてはいけませんので、そのときに発生する費用は、さらに膨大なものになるでしょう。

また、大規模改修を行う際は、通常の物件とは異なり特殊な機材を用意しなくてはいけないのですが、この特殊な機材は風が強い日に使うことができません。
結果的に作業が延長され、追加で工数がかかるといった事態が発生します。
そして、投資目的で購入される住戸も多いですが、その結果として管理組合の運営などが難しくなるというデメリットもあります。
あくまでも利益を目的としているので、多額の費用を注ぎ込んだ大規模改修などを進めること自体が難しい可能性があるので注意が必要です。

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会社概要 ~株式会社 AsuxiA~

会社名 株式会社 AsuxiA
理念 お客様の、明日の幸せを考え、ありがとうと感謝していただける会社作りを経営理念とし、お力になってまいります
所在地 東京都港区芝大門1-2-9 ポートビル2階
営業時間 10:00 - 18:00
電話番号 03-6452-8056
定休日 水曜日
設立 2020年4月
資本金 300万
事業内容 不動産の所有、管理、売買、賃貸、仲介及び鑑定評価の業務
住宅の建設及び販売
建築及び土木工事の設計、施工、監理及び請負
損害保険代理店業
コンピューターシステムの構築及び販売
インターネット上のホームぺージ企画、立案、制作、運営及び保守
飲食店の企画、運営、管理及び経営
前各号に附帯関連する一切の事業
加盟団体 公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会
公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会東京本部
免許番号 東京都知事(1) 第104814号
取引銀行 三井住友銀行